ぼくがポケモン勝てなかった時の話
最近レートが伸び悩んで苦しんでいるフォロワーさんがいまして、その人の考え方がなんとなく昔の僕に似ていたのが気になってちょっと書いてみようかなと。
ぼくは最近こそ毎シーズン1900が安定してきて楽しくポケモンができているのですが、ORASをやり始めたシーズン10あたりでは本当に勝てなかったんですよね
確かに対戦を重ねることによってプレミの減少やプレイングの向上などはあったと思うのですが、最近のぼくはパーティのほうが重要なんじゃないかな、とよく考えてます
参考までに、昔使っていたパーティを雑記。
クチート@メガ テンプレ
霊獣ランド@チョッキ テンプレ
ハッサム@メガ 舞はね
バシャ@珠 テンプレ
スイクン@カゴ 瞑想吠える
クレセ@ゴツメ 電磁波みかまい
最高レートは1750程度。コンセプトというか、このパーティでやりたかったのは、「こちらの不利対面になりうるすべてのポケモンを受け出しから処理できる安定感を出す」でしたが、強い人ならこの並びをみただけでもある程度思うところもあると思います
まずパーティ全体のSの遅さです
受け出しから、というコンセプトになる以上避けられないことではあるんですけど、むしろその考え方自体があまり強くないんじゃないかなと思っています
Sが遅いことにより対面で勝てる相手が減ったり、相手パーティのポケモンを削ってSの早いポケモンで抜いていくという展開に持っていくのが難しくなっていきます。むしろ相手にそういう展開を作られてしまって負けます
特にこのパーティはとんぼ返りを使えるポケモンが2匹入っていて、負担が分散しやすいんですよね
起点の作られやすさも気になります
スイクンクレセという2匹はよく受けとして使われますが、起点にされるポケモンがある程度同じなんですよね
身代わりギャラだとか身代わりガルだとかバンギだとかピクシーだとか
吠えるはラス1に出てきやすいピクシーなどの対策になりません
そのあたりへの明確な解答がないにも関わらず、起点にされやすいポケモンをたくさん入れるのはあまりよくはないですね
対策としては、裏に起点にされた後でも対処可能なポケモンを入れたり(これも受け指向になることが多いのでお勧めしません)、起点にされても裏に任せるための技(トリルや壁等)を仕込んだりでしょうか
これをカバーするために釣り交換を多用する人も多いと思います
こういったパーティができてしまう原因なんですが、「サイクル戦をしよう」という意識の強さだったりします
例えばぼくのパーティで、こちらハッサム相手バシャという対面ができたとします
こちらは当然引かなくてはいけません、引き先はクレセかスイクンです
クレセに下げると、バシャは大文字を撃ってきました。珠もちだったため4割ほど削れます
ぼくとしては回復したい状況、月の光を押します
残った状況を見てみます
ぼく:ハッサムとクレセリアを見せている状況、2匹とも負担はないが不利対面
相手:バシャともう一匹を見せている状況、負担は珠ダメだけで有利対面
という感じです
ここからこちらは交換していくわけですが、いい展開にならないのはなんとなく予想できると思います
立ち回りの例をあげるとなんだかうさん臭くなってしまいますね
ここまでさんざん受け指向の弱さについて書いてきましたが、受け指向の最たるものである受けループは毎シーズン結果を残していますし弱いというわけではありません
ぼくの昔のパーティのように、Sが遅く、中途半端な受け指向になり、上に書いたようなルートで相手に勝ち筋を渡してしまうパーティが弱いです
どのポケモンをどう受けるか、どうサイクルを組むかでいつも頭を悩ませているトレーナーさんは、一度攻撃的な並びを使ってみるとちょっと考え方が変わるんじゃないかなと